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しぃせんたけだ

  • Author:しぃせんたけだ
  • 1974年生まれ。163cm、63kg。現在草野球を時折やっております。ポジションはピッチャーか内野。学生時代などに部活等でチームに入っての野球経験はありません。プロ野球は千葉ロッテファン。次いでホー



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マリーンズ2005ファン感謝デーではこういうシーンを見てみたい。

リンク先にある「我が愛する千葉ロッテマリーンズ」(略して「我がマリ」という)の管理人さんが、HP内のBBSで初芝引退の話題に触れて面白い文を書きました。夜中3時近くアルコールの回った頭で書いたにしてはあまりにもよく出来ています(笑)。いちおう管理人さんにはことわりをいれたので(許可もらってないけど 笑)、そのままここにコピペします。じっくり、特にマリーンズファンはじ?っくりお読みくださいませ。BBS内のみの文章にとどめておくにはあまりにもったいないです。


11月のとある日曜日。海辺に建つ青い円形のスタジアムは久しぶりにたくさんの人で賑わっていた。日差しは柔らかくまだ温かいが、潮の臭いを連れた風はすでに少し冷たく感じる。そんな風に遊ばれるように、スコアボードの上では数枚の旗が揺れている。
『マリーンズ 2005ファン感謝デー』。鮮やかな緑の人工芝の上では、コバマサがリリーフカーの運転手を務めファンを乗せて走り、諸積はマイクスタンドを矢沢永吉ばりに蹴り上げながら熱唱。里崎が場内DJとしてコミカルな話術でファンを笑わせれば、ジョニーはクリクリ坊主頭の少年を相手に野球教室。ファンも選手も、それぞれに穏やかな休日の昼下がりを満喫していた。

聞き慣れた高いトーンの女性の声がそこに割って入る。「只今から、特別企画といたしまして、マリーンズ選手による1イニングのみの紅白戦を行います。グラウンドにいるお客様は、恐れ入りますがスタンドへ移動願います。」
係員が人海戦術でファンをスタンドへと追い出していく。紅白戦? 去年まではそんな企画無かった。とにかく、マリーンズ選手同士の試合だ。1塁側も3塁側も関係ない。SS席もS席も早いもの勝ち。なのに、ライトスタンドから埋まっていくのはあいかわらずの光景だ。とにもかくにも、準備が完了した。

グラウンドに『誠』ユニを着た選手が散る。マウンドに上がったのは小宮山だ。バッターボックスには『戦』チームの1番・西岡。初球いきなりのセーフティバント。見事に決めた。
2番手は幸一。時速95km/hのシェイクがお尻の頂上辺りを直撃する。バットを叩きつけ怒り心頭のアクションでマウンドへと詰め寄る。小宮山も引かない。あわや乱闘かというシーンだが、みな一様に顔が笑っている。スタンドがドッと沸く。
3人目は福浦。おっと敬遠だ。福浦を敬遠のフォアボール。
ネクストサークルからバッターボックスへと向かうサブローをボビーが呼び戻す。代わってダグアウトから黒く長いストッキングが飛び出してきた。
「4番 サブローに代わりまして・・・    はつしばっ」
場内を地響きのような歓声が襲う。そうだ、これが初芝の本当に最後の打席。これが彼の引退試合なんだ。
いつものように数回の素振りを繰り返した後、右打席に入り丁寧にスタンスを決める。

初球狙い。大きなスイングは不幸にもボールに当たらず、里崎のミットに納まる。「すとらい?く!」主審のナオユキが高々と右手を突き上げる。あきらかに一発狙いのスイング。観客は「おお?」とその大きな空振りにさえ酔う。

2球目。130km/hのストレート。また強振したバットはボールの下を擦る。一旦高く上がったのち、サード今江をめがけて落ちてくる。捕球体制に入った今江だが、「あっ」と大声で叫んだ後にボールから大きく視線を外す。太陽が目に入った。見失ったボールは、今江から3m横のファウルゾーンへ着地した。申し訳なさそうにマウンドの小宮山に目をやる。小宮山は「ドンマイ」と励ます。柔らかな太陽の光は彼らの背中へ降り注いでいる。目に入るものか。わざとらしい芝居だ。。。

3球目。またもや打ちごろの緩いストレート。それしか投げてこないのはもうわかった。「1、2の、3」でおもいっきり振りぬく。コンッという軽い音を残して、今度こそ大きな放物線を描きレフト方向へ飛んでいく。潮風を切り裂いて、白球は見事に外野のフェンスを越えた。

「はっつっしば はっつっしば ・・・」ダイヤモンドをゆっくり回る間、その声援は続いた。この瞬間が終わらないように願っているかのごとく、ゆっくり、ゆっくり、かみしめるように1周した。ミスターロッテ・初芝の最終打席は「代打決勝満塁ホームラン」。ホームベースを踏むとナインから手荒い祝福を受けた。頭を何発も殴られた。ペットボトルの水をかけられた。過去にも何度か経験したことがある。そうだ、つい数週間前にも・・・。そのときの歓喜が鮮やかに思い起こされてきた。

「野球をやってきてよかった。」
「マリーンズでやってきてよかった。」

鳴り止まない「初芝コール」に、ベンチへ下がりかけたところで振り返り、いつものように左手を挙げて応えた。真っ白なライトスタンドとマリンビジジョンに映った自分の姿、その上方に少し冷たい晩秋の潮風に遊ばれている旗が目に入った。中央に国旗と、その横にグレーの球団旗。そして17年間追い求めたチャンピオンフラッグが、そこに揺れていた。

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テーマ:千葉ロッテマリーンズ - ジャンル:スポーツ


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